慣れているために……

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つながり前項の中盤で名刺慣れした世代の問題を示しましたが、まずはこの点について触れていきます。名刺慣れした世代は名刺を渡すタイミングは分かっていますが、渡す相手が違います。SNSで知合った相手は老若男女関係ありません。趣味などを共有した仲間たちの集まりですから、年齢や性別、社会的地位など関係なく平等の立場で、横の繋がりになります。このとき仲良くなった人が社会的に高い地位にいる人がいて、就職に有利なことがあります。そのため横の繋がりというのはかなり重要なものであり、SNSでの繋がりはバカにできるものではありません。ですがこの繋がりはあくまで横の繋がりであり、就活はこれとは真逆の縦の繋がりになります。

どういう意味かというと、就職先の人に自分のためにわざわざ時間を作ってもらっているのです。もし就職できたとするとその人たちは先輩にあたります。完全な縦の関係になるのです。その人たちに名前を覚えてもらうために就活生には必需品とはいえない名刺を渡すのですから、それなりのマナーができていないと認められる以前に、大人ぶっているとしか思われません。名刺慣れしてしまっているがゆえに、普段と同じような行動(渡し方)をとってしまうおそれがあるのです。

 

先輩の教わった名刺交換

入社したて、社会を何も分かっていない私は、先輩から色々と社会のルールを教わりました。私は、営業職で挨拶の仕方。訪問する会社の入り方。応接室の椅子の座り方。営業トークの仕方など色々と教わりました。 すべてが始めてですぐには、覚えられません。そんな中に名刺交換の仕方があります。私はその時、名刺交換くらい誰でも出来ます。テレビで見たことあるし。と思い先輩に「これは、出来ます。」と言って先輩を相手にテストされました。結果を言うと「ダメ」でした。

何が悪いのか。私は普通に貰い自分の名刺も渡して、貰った名刺を大事に直しました。この行為のどこが悪いのを聞くと、名刺を貰う、渡す場合は、名刺入れをテーブルと仮定して両手で貰い一言「頂戴します。」自分は名刺を両手で渡し自己紹介する。その後、貰った名刺は、直さずに、応接テーブルの右下に置く。相手が2人いる場合は、上司が上部下が下に並ぶように置く。と言うことを聞いて勉強になりました。 単なる名刺の交換なのに、ここまでの事をしないいけないと思い社会は、厳しいと思いました。

 

仕事に役に立つ名刺の活用方法

最近では、自分を覚えてもらうために工夫を凝らした名刺をもっている方も増えました。しかし名刺が溜まってくると、顔と名刺とが一致しないことがよくあります。そのような時には、名刺の空いている個所に少し書き入れると名刺と顔が一致がしやすくなります。例えば、名刺交換した時の状況や日時といったことです。また顔の特徴や仕草を書き入れておくと、しばらく経ってからでも、名刺を見た際に記憶が蘇りやすいです。やはり、その時の状況や仕事の内容や顔が記憶されていると名刺を見て、電話をした際にも話がしやすいという利点があります。

また次に会ったときにも、前の状況が把握しやすいというメリットもあります。仕事をしていく上で、名刺の数は増えます。増えた分をすべて記憶しておくのは、やはり無理な面もあります。そういった時に、空欄に書き入れておくと、後から仕事をしていく上でも便利です。ただし、相手の悪い面といった書き込みはしないことです。誰が見るか分からないからです。空欄に少し書き入れることで、記憶と仕事に役に立ちます。