慣れているために……

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つながり前項の中盤で名刺慣れした世代の問題を示しましたが、まずはこの点について触れていきます。名刺慣れした世代は名刺を渡すタイミングは分かっていますが、渡す相手が違います。SNSで知合った相手は老若男女関係ありません。趣味などを共有した仲間たちの集まりですから、年齢や性別、社会的地位など関係なく平等の立場で、横の繋がりになります。このとき仲良くなった人が社会的に高い地位にいる人がいて、就職に有利なことがあります。そのため横の繋がりというのはかなり重要なものであり、SNSでの繋がりはバカにできるものではありません。ですがこの繋がりはあくまで横の繋がりであり、就活はこれとは真逆の縦の繋がりになります。

どういう意味かというと、就職先の人に自分のためにわざわざ時間を作ってもらっているのです。もし就職できたとするとその人たちは先輩にあたります。完全な縦の関係になるのです。その人たちに名前を覚えてもらうために就活生には必需品とはいえない名刺を渡すのですから、それなりのマナーができていないと認められる以前に、大人ぶっているとしか思われません。名刺慣れしてしまっているがゆえに、普段と同じような行動(渡し方)をとってしまうおそれがあるのです。